物流用語として使用される「AMR」について、解説しています。
(ヨミ:エーエムアール、オートノモスモービルロボット)
AMRとは
AMRとは、Autonomous Mobile Robotの略称で、ロボット自身が前後左右、路面の凹凸、段差などを検知して、目的とする場所まで自律移動するタイプの物流ロボット(自律移動ロボット)のこと、またはそのロボットを用いて作業者との協働作業を行う作業方法のことをいいます。
AMRタイプのロボットには、OTTO(Clearpath Robotics社:カナダ)やFreight(Fetch Robotics社:アメリカ)などがあります。
AMRの特徴
メリット
- 既存設備やオペレーションを大幅に変更せずに活用できる
- 荷物の自動運搬による作業者の省力化によって人手不足への対応
- 小規模から導入が可能
デメリット
- アナログ運用よりも初期投資コストがかさむ
- 小規模での運用になると、作業効率化による投資コストの回収が難しい