多様な働き方の実現に向けた人事制度の改定について

大和物流株式会社は、本年4月1日から、優秀な人材の確保・定着を促進し、多様な人材が働きやすい職場環境の構築に向けて、人事制度の改定を行いました。主な施策の具体的内容は以下の通りです。

 

 

１．60歳到達職員の処遇改善

シニア社員のさらなる活躍を推進するため、60歳で一律に設定されている役職定年を廃止するとともに、給与などの処遇を改善しました。

 

●背景

当社では、豊富な経験・ノウハウを持ったシニア社員に長く活躍してもらうため、2013年4月1日から65歳定年制を導入しましたが、現行の制度では、60歳到達以降の給与・賞与などの処遇が一定水準低下する設定となっていました。
今後ますます人材の確保が困難になることが予想されている中で、貴重なシニア社員の流出抑止やモチベーションの向上を目的として、60歳到達以降の処遇改善を行う制度改定を実施しました。

 

●制度改定の概要

本年4月1日から、年齢だけを理由とした役職定年や給与・賞与などの処遇の引き下げを廃止します。また、60歳到達以降も同等の処遇、評価に基づく昇給・昇格を継続していきます。ただし、「全国総合職」の60歳到達者のうち、部門のライン長以外の者については、後記の「地域総合職」へ転換することとなります。

 

 

２．「地域総合職」への転換制度の拡充

社員一人ひとりのワーク・ライフ・バランスの実現をサポートするため、転居を伴う異動が無い「地域総合職」への転換制度を拡充するとともに、「地域総合職」での中途採用を開始しました。

 

●背景

従来、当社では、新たに採用する業務職※1の社員について、勤務地を限定しない「全国総合職」を原則としていましたが、子育てや介護中の社員でも安心して仕事を続けられる環境を整えるため、昨年4月1日から、育児や介護の事由がある場合は、転居を伴う異動が無い「地域総合職」への転換を申請できる制度の運用を開始しました。
そしてこのたび、本人の希望に応じた、より多様な働き方に対応できるように、育児や介護以外の事由であっても「地域総合職」への転換を申請できる制度へと再改定を実施しました。また、各事業所の新規事業立上げによる人員強化のため、中途採用者を「地域総合職」として採用することを開始しました。

※1会社の事業運営上の基幹業務を中心としたあらゆる業務を行う職員

 

●制度改定の概要

「地域総合職」への転換は、一定の基準を満たした社員を対象とし、勤務エリアの選択（申請）が可能となります。

 

 

参考URL

　当社コーポレートサイト採用ページ「ダイバーシティとワークライフバランスの推進」
　https://www.daiwabutsuryu.co.jp/company/csr/diversity.html

　当社コーポレートサイト採用ページ「働く環境」
　https://www.daiwabutsuryu.co.jp/recruit/working_environment/condition/